昨年、2万円で売り出されていたのを知り、在庫の新本を定価どおり 1,260円(送料を入れると 1,600円)で出品したところ、古書価格もだんだん下がり、 1,000円前後に落ち着いていた。
しかし、残部が少なくなったので、出品をとりやめた。すると、また徐々に上がっていったようで、先日久しぶりにアマゾンの該当ページをのぞくと、何と3万円を超えていた。
それだけの人気があるというのはありがたいことだが、古書を投機的に扱うというか、足元を見て高値で売る根性の浅ましさを感じる。そこで、このブログでは、学習希望者のために配送料とも 1,500円で取り扱っていたが、それも8月末で在庫がなくなってしまった。
手書き速記は音声認識などの機械にとってかわられたと思われ出したのか、あるいは割りの悪い仕事というイメージができてしまったのか、専門速記者を希望する人は少なくなってきた。
そのためか、あるいはまた経費節減のための人員削減などもあってか、国会の速記者養成所、裁判所の速記官養成もなくなり、民間の速記学校なども少なくなってきた。会議記録等の仕事はふえているのに、能力ある専門速記者が生まれる環境がないというのは寂しいことである。
ただ、仕事や学習での速記の個人利用を志す人は相変わらずおられるようで、日本速記協会には学習の問い合わせなどが頻繁にあるそうである。
「V式でらくらく合格速記入門」は、そういう人たちのためにつくり上げられた書物であるのに、再版されないために金儲けの材料になっているというのは実に嘆かわしい。
ただ、現在はインターネット社会であり、HPやブログ等で速記講座が開かれ、テキストが公開されているので、それらを利用すれば十分に速記学習は可能である。
さらに、新しい{速記入門書}も編集中で、いずれ発行されることでもあり、古書に何万円もの金を出すほどのこともないと思われる。
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